シーバス釣りにおける経験値の重要性
シーバスを釣るための情報をグーグル先生に問いただせば
それは沢山の情報を教えてくれます。
釣りやすい時期、釣りやすいルアー・・・
でも、その情報を自分が行く場所にフィットさせて
釣果を得るには確かな経験と想像力が必要になります
牧野が独学でシーバスを初めた時
6回連続のボウズでした。秋だったんですけどねぇ。
(淡水釣りの少年だったので潮とか言う概念は無かった)
しかし、ホームが千葉から茨城に移った時は
始めてから2回連続のボウズですみました。つまり、3回目で茨城の初シーバスが釣れました。
「なんだよ!結局、数撃ちゃあたるスタイルじゃん。」
と思われるかもしれませんが…4回目の釣行でも、一匹釣りました。
再現性があったために、続けて釣果が得られたのです。
ちなみに釣れたのは5月の那珂川でした。
その日はベタ凪で、ポイントでは時折チョボっとした音が聞こえます。
投げたルアーはクリアカラーのエリア10でした。
シーバスゲームに明るい方ならこの時点で牧野の狙いが分かるかもしれません。
牧野の狙いは「表層」、「バチorアミ」パターンでした。
釣果を支えるのは事実、経験、仮定力
「バチ」はイソメやゴカイなどの環形動物を指します。
↓虫系画像苦手な方は閲覧注意。二回連続でバチの記事でスイマセン。。。
「アミ」はエビみたいな形したエビではない甲殻類、プランクトン。
小規模河川の河口にもやっとしたオレンジの塊があったら、アミのことが多いです。
なぜその時、牧野はバチorアミがシーバスの捕食対象だと思ったのか
ヒントはチョボッという音でした。(事実)
個人的見解ですが
シーバスって、魚系のベイトの時のボイル・ライズは「パンッ」とか「バチャッ」
って音がすることが多いのです(経験)。短めの、乾いた感じの、キレのある音です。
これはおそらく、シーバスが捕食体制に入り、ベイトを表層に追い込んだときに
出てしまう音なのでしょう。
そして、「チョボッ」とか「ピチャッ」という、どちらかというとねっとりした音を、仮にシーバスが捕食で出している場合、それはバチやアミの場合が多いです。
お気づきかと思いますが、違いはシーバスの食べてるもの(ベイト)の遊泳力にあります。
バチやアミは、魚のような遊泳力がありません。
そのためシーバスもゆっくり行動して吸い込む感じで済むのでしょう。
※そも、プランクトンという名称は潮で流されてしまうような遊泳力の低い浮遊生物を指す。
そのときの牧野氏の、戦術的観点から行った思考内容は以下のとおり
①チョボという音を聞く(事実)
→バチorアミと仮定(経験による仮定)
②バチパターンルアーを選定
→エリア10(実績と経験から)
③アミパターンに強いカラーを選定
→エリア10のクリアカラー(実績と経験から)
このときはこれで魚が取れました。という形になります。
ここでもしエリア10にアタリが無ければ、以下に修正します。
④エリア10にアタリなし
→バチの可能性を下げる
⑤アミパターンに強いルアーを選定
→手段①マリブ78、手段②軽めのバイブレーション共にクリア系
とまあ、チョボという音、オノマトペが釣りの手がかりになるのです。
それは…「モワァ」です。あの、水面がモワァとするやつです
(わかりますかね?)
シーバスがアミに突っ込んだりしてる時もあって、モワァと水面がなったり
魚系ベイトを追うシャローにいるシーバスもモワァする時があります。
モワァ…奥が深い。。。
「諦めずに釣るシーバスシリーズ」の目的
上述したように、経験と仮定力(ある意味想像力)は大事です。
ただ、仮定力というものは、何も無いところから生まれるものではないですね。
諦めずに釣るシーバスシリーズの目的は「仮定力を働かせるきっかけ」を提供することにあります。
きっかけから得られた経験を、自分に落とし込んで、楽しく釣りをしましょう!
どこまで書けるかわかりませんが、頑張って続けてみたいと思います 笑
最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは、良い釣りを!
※注意!個人的見解に基づいて始めたシリーズです。
かる~く生態学的な見方もしていますが、学術的な根拠・論拠はモチロンございませんので悪しからず。
牧野は水産系の大学を出ていますが、生態よりも生体寄りが専門なので…^^;
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