涸沼のハイシーズンについて
年によってマチマチですが、牧野は8中旬から11月初旬までと捉えています。
この記事では、牧野的にハイシーズンで無いと不安になる(笑)ルアーを紹介します!
どのルアーも実績十分、使ってソンは無いルアー達です。
クロスウェイク111F-SSR/DAIWA
そもそも出自的に涸沼で生まれたと言ってもいいんじゃないかというルアー
涸沼では有名なダイワの高橋プロ、ヒヤマさんが開発に関わっているであろうモノ
特にシーバスがイナッコ捕食のため定期的にボイルしている時
ロッドを立ててゆ~っくり、内部のラトルがカラカラと静かに音を立てるかくらいのスピードで巻くと…突如として水面が割れます。
ボディサイズが色々ありますが、基本はベイトに合わせて使用します。ただ、ハイシーズンにおいては111F-SSRのサイズ感が一番無難なので、迷ったらこのサイズ!
牧野はナイトでの使用が好き。
自作ルアーでこのルアーを超えるのが今の目標の一つ。
スウィングウォブラー85s/ポジドライブガレージ
クロスウェイク対してこちらは朝まずめ、デイでの使用が多いスウィングウォブラー
まだ暗いときはクロスウェイクが強いものの、明るくなってからはシーバスがルアーを見切るためか、クロスウェイクの反応が悪くなりがち
そうした時にはスウィングウォブラーを早巻き気味で、水面をチョポチョポさせながら巻いてくると、これまた水面が割れてヒットします。
早巻きのため若干ミスバイトが多いが、クロスウェイクを集中して使い続けるのは意外と疲れるので、雑に巻いても水面爆発できるスウィングウォブラーは良くできたルアー(誰でも簡単に扱えるという点で。)
シーバスの水面爆発を日が出てるときに見て興奮したいなら投げよう(笑)
岸際をザックリ攻めるときにも活用。投げる先に人がいないことは確認しましょう。
エアーオグル85SLM/ノースクラフト
重量のあるスラローム軌道ルアーの威力を世に知らしめたと言えるルアー
タックルハウスのシンキングシャッドをこのルアーの元祖と捉える方も多いが、牧野的な感覚では(着想はどうあれ)オグルSLMとシンキングシャッドとは別物と捉えている
シンキングシャッドはS字軌道だけでなくロールの動きにも手をだしているが、オグルSLMはS字の描き方に心血を注いでいるのではと思う。
扁平なボディと中央を除いてルアー前方と後方に詰められたウェイト、アイの位置によりただ巻きで大きめの蛇行を簡単に作り出せる。
涸沼での使い方は遠投して竿先でS字軌道を感じながら巻いてくればOK
定点ボイルの目の前に早引きで通してやってもよく釣れる。また、流れの強いタイミングのドリフトにも強い。
最近はダイワのレイジーファシャッドが人気(実際よく釣れる)けど、個人的には使い慣れているオグルの方が使いやすい。
ちなみにファシャッドはオグルよりもS字のバランスが崩れやすく感じる。あえて動きと軌道が安定しないように作ってる?そのあたりが食わせのタイミングになっているように思う。
ハイシーズンの涸沼とはいえ、キャスト前の観察が大事!
どの釣りでも釣り場の観察は大事ですが
ハイシーズンの涸沼もそれは一緒です。まずはフィールドの観察から少ないヒントを掬い上げて(ボイルある?流れある?月は出てる?)ゲームを構築することが大事です。
それでは良い釣行を!
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